芋を焼くことにした。
キャンプ道具がうちにある。
これらすべては火を見るために揃えられたのかもしれない。
今日は雪が降った翌日だというにもかかわらず、最高気温が10℃と高めの予報だったので、久しぶりに焚火台をひっぱりだして芋を焼くことにした。
家にある木材をいい加減焼いてしまいたかったし、川にも行きたかったから。
10℃前後なんて普通に寒いが、祝日だからか河原には意外と人がいた。
火起こしはあまりうまくないので、成形炭を使った。
燃えやすいものから重ねて…みたいなのはいいのだ。楽をしていこう。
最近どうありたいか、というのをよく考える。
長年憧れ憎んだ「普通」というものが最近突然ふにゃふにゃになってきているように感じるから。
今は世間的に格好よくはないが短時間で稼げるという仕事をしている。
やりたいことはあるし、準備もしている。つもり。
火を世話しながら熾火みたいな人間でいたいな、と思った。
常に燃えてる、なんてことはできないでも、風が吹くときには燃え上がる準備ができている、くらいの熱さでいたい。